AI翻訳は魔法のツールに見えますが、ふと不安になる瞬間はありませんか?
「誤訳に気づかず、取引先の信頼を損ねていないか?」
「AI任せの文章で、ビジネスの熱量が失われていないか?」
「そもそも、AIと人間はどう使い分けるのが正解なのか?」
そんな「気になること」を解消するため、翻訳会社の視点から7ヶ月間、AI翻訳を徹底検証してきました。こうして、考察を積み重ねてきました。
ここで改めて、これまでの考察から見えてきた「AI翻訳の本質」を、皆さんと一緒に再検証したいと思います。
そもそもAIテクノロジーに席巻されつつあるのは翻訳業界だけなのか?というところからスタートしました(「AIの台頭目覚ましいのは翻訳業界だけ?」)。
AIのスピードと処理能力は人間とは比べ物にならないことは事実です。便利なテクノロジーですから、誰しも使いたくなる気持ちはよくわかりますし、実際に活用されている方もいらっしゃることでしょう。そこで、プロの翻訳者の目線からAI翻訳を使うときにはここに注意しましょうという記事を書きました(「翻訳のプロ直伝!!AI翻訳を使ったら、必ずここをチェックして」)。
2か月後、ビジネスの場面に絞って、AI翻訳を利用するためのポイントをまとめました。内部資料とは違って、対外的な文書を作成する際には、気を付けなければならないところはたくさんあります(「『AIで十分』と思っていた翻訳に、落とし穴はないですか?」)。
これまで記事にしてきたことを、今からAI翻訳に取り組もうという皆さんに向けて「AI翻訳攻略」というテーマで整理してみました。AIの歴史からはじまって、今現在どんなAI翻訳ツールが提供されているかまで解説しています(「AI翻訳攻略-まずは知ることから始めよう」)。
「AI翻訳攻略」シリーズ第2弾では、得意分野と苦手分野を検証しました(「AI翻訳攻略-得意分野と苦手分野を知ろう」)。
「AI翻訳攻略」シリーズ第3弾はまとめとして、AIと人間では根本的にどう違うのか、実例を挙げて検証しています。大きな違いを一言で表現するなら、AIは人間のように考えることができないということです。文脈を理解できない、行間が読めない、ニュアンスを感じることができないのです(「AI翻訳攻略-AI翻訳と人間の翻訳はどんなところが違うのか」)。
まずは入門編としてAI翻訳の概略を解説したのがここまでです。この次にはもう少し違った切り口からAI翻訳を検証していますので、整理して公開したいと考えております。